私の思い

おなかも心もいっぱいに

3つのビジョン

★子育て支援
学校給食完全無償化
不登校等の子どもの居場所
学力向上

★フードバンク設立、移動スーパーとの連携
子どもの貧困対策
ヤングケアラー支援
おひとりさま対策

★人生100年安心対策
障害のあるなし、病気。どんな状況にあっても、安心して、その日その日、元気に生活できる。そんな木更津。
楽しく歩ける、自転車でまわれる、そんな健康で楽しいまちづくり。


2017年。木更津にはまだなかった『こども食堂』をたちあげ、活動してきました。
そこにくる子どもたちを見ていると、いろいろな家庭があり、ちょっと生きにくい社会がそこから見えてきます。
もっとよく見てみると、こども食堂にさえ来ることができない子どもたちがいて、もっともっと困っているかもしれないということ。
民生委員の会議。そこでいつも感じることは、本当に困っている人は声を上げることはできない!ということです。
昨年、私も認知症の母の徘徊で、1ヶ月に3回警察のお世話になっても、まだ介護保険の申請すらできずにいました。日々、本当に困っている時、目の前のことに対処するだけで精一杯で、心にもゆとりがなくなって、助けてと誰かに救いを求めることすらできないのです。
そのような経験から‥‥‥
声があげやすい。届きやすい。まわりの誰もが、気がついたら見過ごさない。
いざというとき何とかなる。何とかする。そんな社会。
ひとりでいてもいい。家族でいてもいい。
木更津市では、どんな人でも大丈夫!
そんな誰もが大切な市民として、自由で安心な生活ができる街。木更津。

2020年。考えもしなかったコロナがありました。このコロナをきっかけに私は人生観がかわりました。

会えない。話せない。動けない。
コロナだから仕方ない。コロナだから諦めよう。
もううんざりでした。

コロナだけど、やってみよう。コロナだからこれをやろう。そう思うことにしました。

コロナが落ち着いたらね。
こんな言葉があちこちできかれました。

でも今日、食べ物がたべられない子ども、または大人でも!

そんな、コロナが落ち着いたらね。なんてありえません。今日できることを今日やる!

だから、私は、大企業の食品ロス対策からの寄付をいただき、あつめ、配る活動をはじめました。
この2年。本当に精一杯、食べ物をあつめ、こども食堂の仲間、民生委員、みんなで協力してくばりました。まだまだ困っている人はいる‥‥‥できるだけ、広く。

そんな中、昨年の2021年。子どもたち2人も就職し、やれやれと思ったら、
母がパトカーにお世話になることが立て続けに3回ありました。認知症でした。

それまで日々忙しく、母のこと。ずっと気にはなっていましたが、なんとかだましだまし毎日のりきっていました。
まさか母が、そして‥‥‥この私が、まさに、「困っている人」とは気がつきませんでした。

本当に困っているとき、人は目の前のことに必死で、困っていることにも気がつかなかったり、助けてと声をあげることもできない‥‥‥
今までそんなことに本当の意味では気がつけていませんでした。

だからこそ、困っている人を見逃さない。見過ごさない。
こんな時は、こんなサービスがありますよ。
木更津市なら、ここにいけば解決しますよ。
お互いに気軽に繋がる。

私はいまある仕組み。行政サービスをもっともっと繋げたい。活用したい。
また、市民1人1人ができること。たくさんあります。そして私もまたそんな市民の1人です。
毎日、1つでも、2つでも、種をまいて、水をあげ‥‥‥そんな活動をみんなでしていきたいです。