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ライオンズのサンタさんがプロジェクト 木更津ライオンズクラブ 市内の3か所に

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 千葉県のライオンズクラブでは、『ライオンズのサンタさんプロジェクト』として県内のこども食堂等にクリスマスケーキを配る活動を行っている。

 木更津ライオンズクラブ(会長・森田恵)では、今年も地域の子ども食堂支援の一環として、16日(金)と17日(土)、木更津市内3か所のこども食堂に配布した。

  内訳は、16日が午後5時から「木更津波岡こども食堂」(代表・堀切辰也、場所・八幡台公民館)で300個、17日は午前11時30分から「こどもライオンズ食堂かずさや」(代表・安藤順子、場所・ソフィアキッズクラブ)で100個、同日午後2時から「子ども食堂馬来田ぷらす」(代表・金井珠美、場所・富来田公民館)で120個。

 それぞれの会場では、時間前に多くのこども達が集まり、クリスマスソングが流れるなか、サンタクロースやトナカイにづんしたライオンズクラブメンバーがケーキを手渡すと、「うれしい」「おいしそう」と目を輝かせ、一足早いプレゼントに大喜び。 一緒に写真を撮ったり、握手をしたりして楽しく過ごしていた。 各代表は、子ども食堂の財政では一人ひとりにケーキをプレゼントできないため、ライオンズクラブの活動には感謝していると話している。

  また、17日には、このイベントをSNSで知った日本語教師の黒羽友子さん(浅草国際学院)が、教え子達に「日本の福祉の一つとしての子ども食堂を学んでほしい」と見学を呼びかけ、現在日本で買い越しとして働く2人の学黒人ボランティアも参加。 当日同行した在日外国人を支援している馬興栄さん(彩の国匠事業協同組合専務理事)は、「子ども食堂に参加して支援するライオンズクラブなどのNPOの役割を実体験してもらうことは日本社会を知るうえで大切」と話し、小さな国際交流の場となった。

 市内3か所の子ども食堂は、コロナ禍でも感染対策をして弁当や会食などで続けている。 実施に日程や方法、参加費などは、それぞれのフェイスブックで確認するほか電話で問い合わせる。

問い合わせ先は ▽木更津波岡こども食堂=堀切代表 TEL090-0102-3147              ▽こどもライオンズ食堂かずさや=安藤順子代表 TEL090-2649-0007                ▽子ども食堂馬来田ぷらす=金井代表 TEL090-9394-8739。

新千葉新聞の記事より(きさこん)

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