地域のこと

かずさ地域で行政と組織的構築を 8ライオンズクラブ アラート担当者会議

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 ライオンズクラブ国際協会333C地区(千葉県)10リジョン(かずさ地域)の4市に拠点をもつ8つのライオンズクラブ(代表・栗原秀美)から選抜された災害支援担当者による「アラート担当者会議」が3日、東京ベイプラザホテル(木更津市)で開催された。

  一昨年の台風15号の被災地、かずさ地域は台風直後から県内のライオンズクラブ(以下LC)をはじめ、東京レスキューLCや青森ゼロLCから災害支援派遣を受け入れた。 しかし、地元LCによる支援団体の受け入れ態勢が不十分であったという当時の反省から、地元の自然災害時におけるLCの危機管理体制協会と被災地でどのような人的、物的支援ができるかをこの1年半余り、研修などを通して共有化を図ってきており、行政との協力体制の組織的構築が優先課題となっていた。

  今回の会議では、「LCの災害支援の在り方」として、自ら3年前にLC千葉県地区の災害支援委員長を経験した山中政人ゾーンチェアパーソンが、組織化への熱い思いを表明。 会議に参加したメンバーから、社会福祉協議会と進めているLCとの災害支援協定の経緯や、東日本大震災や西日本豪雨災害、熊本地震などの災害支援ボランティア活動に参加した時の受け入れ態勢について発表があり、「地元でLCとして何ができるか?」を整理した。

  また今後の方針も確認した。 その後も、かずさ地域8LCの災害支援組織代表として、山中氏を満場一致で選任した。 人気は3年間。 各LCのアラート担当者は次の通り。()は所属LC。敬称略。 ▽山下秀昭。栗田秀美・森田恵(木更津)、山村憲一(袖ケ浦)、平野寛明(富津)、鳥井直哉(上総)、正木守・大瀧勝明・宇野晋平(君津)、石井昭平・鈴木高大(君津中央)、鈴木正夫・山中政人(君津プラチナ)。

新千葉新聞の記事より(きさこん)

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